三鷹の森ジブリ美術館(2023.8.14)

台風が関西に上陸しようとする時と重なってしまい、関東でも時折豪雨となる残念な天候となってしまいましたが、前々から行ってみたかった三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました。

三鷹駅から三鷹の森ジブリ美術館へ

行きは三鷹駅からコミュニティバスに乗って三鷹の森ジブリ美術館に向かいました。

HPによるとゆっくり歩いても15分くらいだそうですので、歩いてもいいかもしれませんが、今回は台風の影響もあって時折豪雨になったりと天候が不安定なので、コミュニティバスを利用しました。

三鷹駅の改札を出たら南口に向かいます。案内もちゃんと出てました。

南口を出るとさらに案内があります。

案内に従って1階に降りると、正面に黄色いコミュニティバスが止まっていました。

外の専用チケット販売機で往復用チケットも売っていますが、帰りは吉祥寺駅のほうに行く可能性もあったので、普通にSuicaで乗っていきました。

バスも狭い道をゆっくり走ったりしていましたが、HPでは5分と書かれていますが、だいたいそのくらいで到着したと思います。美術館の目の前がバス停でした。

結構な行列と偽物のきっぷうりばと本物の受付

チケットは最初の入場の10時からのをゲットしていました。美術館到着が9時40~45分くらいだったと思います。我々が到着した時点で多分100mくらい並んでいたんじゃないかな。我々が並んだ時には入場が始まっていたようです。混んでいたので早めに開館したのかも?

ちなみに行列を見てみると、かなり海外からの観光客が多かったように思います。日本人より多いかも?

ぞろぞろと列が進んでいくと、トトロが売り子さんしているきっぷうりばがありました。(下の写真。上の写真の手前です)

ほんものの受付と矢印がちゃんと書かれていましたけどね。

さらにぞろぞろと列が進んで、やっと受付が見えてきました。

受付では、チケットを渡した後、美術館の案内パンフレットと映像展示室「土星座」で鑑賞するためのフィルムチケットを受け取りました。

映像展示室での鑑賞は1回のみで、展示室の中に入るときにチケットの裏にハンコを押されます。

受付を済ませた後は、そのまま地下に降りる形になります。ちなみに美術館の展示エリアはは地下1階、地上2階、屋上です。

地下でアニメ鑑賞とフロアマップが若干見づらく右往左往

外は写真撮影OKですが、館内はNGなので文字だけになります。

受付を済ませて地下に降りたら、さっそく映像展示室「土星座」で短編アニメーションを鑑賞しました。

ほとんど事前調査していかなかったんですが、この時は「水グモもんもん」という作品を上映していました。約20分です。

・・・・文学・芸術作品ですね。(^^; 若干ハラハラドキドキな部分があるので、ちっちゃい子供だと怖がるかも? ただ、子供も多く入っていましたが、泣いてる子はいなかったようですけどね。

「水グモもんもん」を見た後は、パンフレットによると地下には常設展示室「動き始めの部屋」があるはずなんですが、分からなかった。。。映像展示室「土星座」とはフロアの反対側の部屋に階段が見えたのでそっちのほうにあったのかもしないけど、人気も少なく、一緒に行った家族も興味なさそうだったので、特に場所を聞くことなく1階に上がってしまいました。

パンフレットの館内案内図がですね、宮崎駿名誉館主が建設前に描いたイラストなので、とても雰囲気のある絵なのですが分かりにくい。(苦笑)館内に特に案内も出てなかったように思います。

1階で製作スタジオセット見学

1階には常設展示室「映画の生まれる場所」と企画展示室があります。

常設展示室「映画の生まれる場所」は、アニメーション制作スタジオのセットが展示されています。たまにTVとかでジブリのスタジオのが放送されることがあると思いますが、あんな感じです。絵コンテの閲覧とか、撮影機材とかちょっといじれるものもあったりして興味深かったです。

企画展示のほうは「「未来少年コナン」展  ー漫画映画の魅力にせまる!ー」でした。未来少年コナンは1978年にNHKで放送された実質的な監督デビュー作だそうですが、自分が見たのは再放送だったと思います。自分は興味深かったのですが、妻と娘は見ていなかったので「ふ~ん」という感じでした。

2階でお土産ゲット

2階に上がって、ネコバスルームにネコバスありました。小学校6年生まで遊ぶことが可能なので小学校5年生の娘も一応遊べるのですが、どう見ても遊んでいるのはほとんど小学校低学年と幼稚園児くらいの子ばかりで、それなりに混雑していたので、こんな感じかぁと見学したのみでスルーしました。

3階には他に図書閲覧室「トライホークス」とミュージアムショップ「マンマユート」があります。

図書閲覧室「トライホークス」の方は、児童書や絵本が閲覧できるのですが、娘があまり興味を示さなかったのと、人も多かったのでこちらもざっと見たのみです。

ミュージアムショップ「マンマユート」で、家とか実家にお土産を購入。お土産用にもう少しお菓子系の種類があると嬉しいかも。

屋上庭園でロボット兵と対面

一旦ベランダのようなところに出て狭い螺旋階段(ラヤン階段塔)を上っていきます。ここも特に案内が出ているわけではなく、雨も降っていて、出入り人もほとんどいなかったので、ここが屋上に行く階段っていうのが最初分かりませんでした。それでもその少ない人の出入りで何かあるのかと外に出てみたら屋上へ行く階段だったというわけです。(苦笑)

螺旋階段を上って行って、あの有名なロボット兵に合うことができました。屋上庭園は館外なので写真撮影OKということで、記念写真を撮る人多数(というほど人はいませんでした。多分みんな上に上る階段を見逃しているっぽい)

ロボット兵の脇を抜けて奥に進むと、要石なんかもありました。

屋上庭園はラピュタの天空の城をイメージしているんですよね?(ラピュタを観たのはだいぶ前なのでうる覚え)

多分、(下の写真にもかすかに写っている)線路とかも作品に出てきているんだと思うんですが記憶に残っていません。(苦笑)

おまけで、裏から見たロボット兵。

この屋上庭園、緑も多くてとてもいい雰囲気ですね。

カフェはどこ?

屋上庭園から2階に戻ってくると11時を過ぎていました。早めにカフェ「麦わらぼうし」に行って席が確保できそうなら食べようということになったのですが、カフェへの生き方がわからない。(汗)

館内から行けるのかと思って、1階と2階をうろうろしてしまった。結論としては外から回るようです。えっ?ここから出ていくの?という扉から出ていく感じです。ここもわずかに人の出入りがあったので気が付きました。案内が少ないのはわざとなのかな。まぁ、豪雨で園に行く人は少ないというのもわかりにくくしていた一因ですね。

HPによると美術館とカフェの間の中庭に手こぎポンプの井戸と薪置き場があるそうで、実際にあったのですが、ちょうどカフェに行くときは豪雨中だったので、あれがそうかぁとチラ見しながら足早にカフェに向かいました。

カフェに到着すると(上の写真の右側の建物がカフェです)、すでに行列ができていました。ただ、店内のテーブルは争奪戦になっていましたが、外のテント内のテーブルはいくつか開いていたので、素早くゲットしたのち行列に並びました。(妻と娘が。パパはテーブルでスマフォポチポチ)

多分、カフェは写真撮影OKだと思うんですが、周りで撮影している人がいなかったので止めておきました。(汗)

あっ、私は「くいしんぼうのカツサンド」を食べたのですが、おいしかったですよ。(^^)

お昼ご飯を食べ終わった後、カフェの前から外に出られたので、また館内に戻ることはせずに、そのまま帰路につきました。

晴れていれば井の頭公園を散策しようかと話していたんですが、雨が降っていたので、今度はコミュニティバスで三鷹に戻るのではなく、路線バスで吉祥寺駅まで行ってJRで帰りました。路線バスのバス停も美術館の近くにあって、本数もそれなりにあるようで、すぐにバスが来ましたよ。

感想

入館前の行列の割には、人数制限をしている効果か館内はそれほど混雑している感じはありませんでした。館内の窓から時折外を見ると、入館時間の少し前になると入館の行列ができていたようです。

自分たちは、ネコバスで遊んでいないし、地下1階の常設展示室は行ってないので、館内にいたのはたぶん1時間くらい(カフェ時間は除く)だったと思います。ゆっくり見ても2時間はかからないんじゃないですかね。

全体の印象としては、ネコバスとかはあるものの思ったより大人向けかな?という感じです。ジブリのコアなファンは当然楽しめるとして、ジブリ作品をわりとみている夫婦が子供を連れて見に来るようなところというようなイメージを受けました。子供がメインターゲットではないように思います。

今回は天候が大荒れだったのが残念でしたが、娘もそれなりに楽しめたようだし、一度は行ってみても損はないと思います。

「三鷹の森ジブリ美術館」の情報

※ チケット等の最新の情報は公式HPを確認してください。

  • 住所
    • 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1丁目1-83(都立井の頭恩賜公園西園内)