なかなか晴れなくて、せっかく望遠鏡を買っても、星空観察が出来なくて、もんとしていたときに、星空観察をするために、いくつか小物を買いました。
その一つが、カメラアダプタです。
望遠鏡を買った時に真っ先に思ったのが、星が見えたら、やっぱり写真に撮りたいなーということでした。
早速Google 先生に問い合わせてみると、検索上位にスマフォ用のアダプタが出てきました。
へー、こんなのあるんだねーと思いながら、クリックすると、純正品でした。(苦笑)
ラプトル50,60、アトラス60用の「クリップアダプタ」という商品です。
純正だから安心だろうと、それほど詳しく調べずに、迷わずポチッとしました。
商品ページの紹介文を読むと、この商品は主に月の撮影を目的としているようですね。
商品ページには非常に綺麗な月の写真が掲載されていますが、流石にこんなに綺麗には撮影できないだろうけど、期待に胸が膨らみます。
買ってから改めてAmazonのレビューを読んでいると、このアダプタは望遠鏡に固定するのではなくて、手持ち撮影用なんですね。
確認すると、たしかにHPの商品ページにもそう書いてありました。
あと、月は明るいのでなんとか大丈夫だけど、その他の土星とかは、手ブレするとも書かれていました。たしかにそうですよねー、実際どのくらい手ブレするかなぁ、夜だし暗いから、シャッター速度も上がらないかなぁとか、若干心配になりました。
実際に到着した商品はこちら。
スマフォのカメラレンズにクリップを挟んで、反対側が接眼レンズのカバー見たくなっているので、そのまま接眼レンズにパカッとはめて撮影する形になります。
パカッとはめるわけですが、少し余裕がある感じです。手ブレにより望遠鏡が動いてしまうのを防止するとか、色々理由があってわざとこういう仕様なんでしょうね。
そんなこんなで、このクリップアダプタを使って撮影した写真がこちら。(トリミングしてあります)
いやー、やっぱり難しいです。手ブレはもちろんのこと、月がフレームのイマイチのところにあったりすると、思わずスマフォを動かして調整しようとして、クリップアダプタと接眼レンズが接触、結果、望遠鏡が動いてしまい、さらに変なところに月が行ってしまいます。
でも、なかなか楽しいですよ。
最初はK.20mm(30倍) で撮影していたんですが、もう一つの倍率が高い方でも撮影してみようと、接眼レンズをF.8mm(75倍)に変えてみると、、、あれ?はまらない! そう、このクリップアダプタは、K.20mm専用なのでした。接眼レンズの直径が違うので、F.8mmには入りません。
商品ページにもちゃんと書いてありました。ちゃんと読まないとダメですね。
スコープタウン.JP 「クリップ☆アダプタ」
http://scopetown.jp/prod_ca1.html
でも、やっぱり F.8mm(75倍) で写真を撮ってみたいので、こちらも買ってしまいました。
こちらは、接眼レンズに三本のネジでつける部分と、スマフォにつけるクリップの2つで構成されています。
商品紹介ページで見たときは、クリップの部分がクリップアダプタと共通に見えたんですが、ガイドの部分が接眼レンズにつけるクリップに合わせて短いです。
実際に接眼レンズにアダプタをつけてみると、三本のネジを個別に締めてアダプタの中心にのぞき穴を合わせるのですが、これが結構難しいし面倒ですね。慣れかもしれませんが。
実際に撮影してみると、、、倍率が高いせいもあって、やっぱり位置合わせ難易度も、手振れ難易度もさらに上がってます。難しいー。(^^;
K.20mm(30倍)で撮影した場合と、 F.8mm(75倍) で撮影した場合の違いですが、下の写真のような感じになります。
写真は、オリジナル画像から縮小だけ行いました。
下の写真は、F.8mmで撮影した写真をトリミングして拡大したものです。
K.20mm で撮影したモノと比べると、クレーターなんかがくっきり見えてますね。もっとも、位置合わせがうまくいかず、ケラレが出ています。大きく写りすぎて、うまく真ん中に合わて止めておくことが出来ませんでした。
F.8.mmで撮影したもの、K.20mmで撮影したものどちらも、クリップ☆アダプタの商品紹介ページに掲載されている写真と比べると、ぼんやりしています。
手振れもしているんでしょうし、明るさの調整もキチンと出来ていないのかな。ピントもタップして合わせるんですが、すぐに外れたりして、これはなかなか難しいと実感しました。まぁ、それはそれでやりがいがあって面白いんですけどね。
スコープタウン.JP 「ユニバーサルクリップアダプタ」
http://scopetown.jp/prod_ca2.html